今はまだ拓殖大学の公開講座もマンツーマンレッスンも始まっていないので、自習を続けています。自習は、五味政信『ベトナム語レッスン初級』(スリーエーネットワーク)の文法解説を読んで練習問題を解いた上で、その単語とフレーズをQuizletに入力して頭に叩き込む、という方法を採っています。
今週は仕事に余裕があったのでベトナム語学習がかなり捗って、レッスンごとの学習のほか、会話をするうえで欠かせない、数字、時間、曜日、季節に関する語句もQuizletを使って覚えることができました。その中でどうしても混乱してしまうのが曜日。中国語と微妙にズレがあるからです。
中国語では
日曜日:星期日/禮拜天/週日
月曜日:星期一/禮拜一/週一
火曜日:星期二/禮拜二/週二
水曜日:星期三/禮拜三/週三
木曜日:星期四/禮拜四/週四
金曜日:星期五/禮拜五/週五
土曜日:星期六/禮拜六/週六
というように、日曜日を除いて、月曜日を「一」として、以下二、三…と順番に続きます。
一方、ベトナム語は
日曜日:chủ nhật
月曜日:thứ hai
火曜日:thứ ba
水曜日:thứ tư
木曜日:thứ năm
金曜日:thứ sáu
土曜日:thứ bảy
月曜日は「2番目」という意味で、以下、「3番目」「4番目」…と続きます(日曜日は「主日」という意味です。)。つまり、中国語とベトナム語は1つずつ曜日の数え方がズレていて、これが混乱する原因でした。
違いは違いとして受け入れるとして、なぜこの違いがあるのか気になったので調べてみたのですが、違いがある理由の説明は今のところ見つかっていません。こちらのページでは、スワヒリ語では土曜日が「1番目」になっているというコメントもあり、他の言語ではどうなっているのか興味が湧きました。
月曜日が中国語ではなぜ「一」で、ベトナム語ではなぜ「二」になるのか。この謎を解いていただける方、いらっしゃいませんか。
三年後のコメントですが、既にその謎を解かれたかもしれなません...
返信削除ポルトガル語の曜日は以下の通りです:
Segunda-feira 月曜日(直訳:2番目の日)
Terça-feira 火曜日(3番目の日)
Quarta-feira 水曜日(4番目の日)
Quinta-feira 木曜日(5番目の日)
Sexta-feira 金曜日(6番目の日)
Sábado 土曜日
Domingo 日曜日(主日)
ポルトガルからのカトリック教会の宣教師がベトナムで宣教していた際、曜日の呼び方ももたらしてきたそうです。ですので、ベトナム語の曜日の数え方は中国語のと少しズレています。
役に立てば幸いです。